資格と試験の概要 Oracle認定Javaプログラマ
Oracle認定Javaプログラマとは?
Oracle社が認定するプログラミング言語「Java」の技術者資格
Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer:OCJ-P)は、Oracle社が認定するプログラミング言語「Java」の技術者資格です。この資格を取得することにより、Javaの正しい知識やスキルを持っていることを証明できます。
様々なプログラミング言語の中でも、Javaは国内外で安定した人気を持つプログラミング言語です。JavaはほとんどのコンピューターOS上でプログラムを実行可能なため、高い汎用性を持ち、企業の業務システムからWebサービス、スマホアプリ、ゲームなど多くのシステム開発で利用されており、人材需要も高いのが特徴です。
資格取得のメリット

Javaのプログラミングスキルを
客観的に証明できる

就職時・転職時に即戦力として
アピールできる

公式ベンダーが認定する
資格のため信頼性が高い

世界的に行われている
グローバルな資格試験
こんな方におすすめ
- プログラマやシステムエンジニアを目指す方
- 就職や転職に有利な資格を取得したい方
- Javaの利用経験がある方
※ Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)の試験範囲の学習が可能ですが、模擬試験などの試験対策は含まれておりません。
Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)試験概要(2022年4月現在)
試験科目(バージョン・前提条件・レベル)
バージョン・前提条件
Oracle認定Javaプログラマは、Javaのバージョンアップに合わせて数年ごとに認定試験のバージョンが改定されます。
2022年7月現在、Javaの「SE 8」と「SE 11」の2つバージョンで試験が実施されています。
試験の最新バージョン「SE 11」では、企業システムやクラウドサービス、スマートデバイスなどにおけるアプリケーション開発の生産性向上に重きが置かれています。そのため、資格を取得することで業界標準に準拠した高度なスキルを証明でき、未経験からIT業界へ就職したい方やスキルアップ転職を目指すプログラマにとっても大変有益なライセンスと言えるでしょう。
Oracle認定Javaプログラマは、Bronze(ブロンズ)、Silver(シルバー)、Gold(ゴールド)の3つのレベルに分かれており、それぞれ入門者向け・開発初級者向け・開発中上級者向けの試験になっています。
Silver以上は世界共通の国際資格となっています。BronzeとSilverに前提条件はありませんが、Goldは前提資格としてSilverを取得していることが必須条件となります。
バージョン | 試験名 | 前提条件 |
---|---|---|
SE 8 | OCJ-P Bronze SE8 認定資格 |
なし |
OCJ-P Silver SE8 認定資格 |
なし | |
OCJ-P Goldr SE8 認定資格 |
Silverの合格 | |
SE 11 | OCJ-P Bronze SE11 認定資格 |
なし |
OCJ-P Silver SE11 認定資格 |
なし | |
OCJ-P Goldr SE11 認定資格 |
Silverの合格 |
レベル
Bronze・Silver・Goldの3つのレベルに分かれています。
Bronzeは、Javaを初めて学ぶプログラマ向けに、Javaの基本文法(変数宣言や制御文)と、オブジェクト指向プログラミングの基本的な考え方を理解しているかどうかを問う問題が出題されます。
Silverは、初級Javaプログラマを受験者の目安とした資格です。Javaの基本文法、およびオブジェクト指向プログラミング(クラス、インターフェース、例外処理)を理解しているかが問われます。さらに、基本的なラムダ式の書き方やData and Time APIの基礎など、プログラミングのために必要な仕様を詳細に理解しているかを問う問題が出題されます。
Goldは、設計者の意図を正しく理解し、自力で機能の実装が行えるレベルである実践経験3~4年以上の中上級Javaプログラマ向けの資格です。さらに、ラムダ式やStreamAPIを使用した関数スタイルのプログラミング方法、デザインパターンなどが問われ、設計~実装までを独力で行うスキルが求められます。
Bronze |
---|
未経験者向けの入門資格です。 Java言語を使用したオブジェクト指向思考プログラミングの基本的な知識が問われます。 |
Silver |
上級者の指導の下で開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。 アプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識があるかを問われます。 |
Gold |
一人で問題なく実装などが行える中上級者向け資格です。 アプリケーション開発に必要とされるプログラミング知識を持ち、設計の意図を正しく理解して、独力で機能実装が行える能力が求められます。 |
試験方法/出題形式
試験方法/試験時間
-
出題形式
コンピューター上で実施するCBT形式
-
出題形式
選択問題
受験料/試験時間/問題数/合格ライン
バージョン | レベル | 受験料(税込) | 試験時間 | 問題数 | 合格ライン |
---|---|---|---|---|---|
SE 8 | Bronze | 14,630円 | 65分 | 60問 | 60%以上 |
Silver | 37,730円 | 120分 | 56問 | 65%以上 | |
Gold | 37,730円 | 120分 | 68問 | 65%以上 | |
SE 11 | Bronze | 14,630円 | 65分 | 60問 | 60%以上 |
Silver | 37,730円 | 180分 | 80問 | 63%以上 | |
Gold | 37,730円 | 180分 | 80問 | 63%以上 |
※ Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)の試験範囲の学習が可能ですが、模擬試験などの試験対策は含まれておりません。
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